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4.一部現金取引

り:今回は一部現金取引についてみていくよ。

ケ:一部現金取引?

り:そう。名前の通り、取引の一部に現金が使われてる場合のことなんだけど、このような取引の場合には入金伝票、または出金伝票と、振替伝票という2つの伝票を使用して処理することになるんだ。

ケ:これまでは一つの伝票しか使わないパターンだけだったけど、ここでは1つの取引で2つ伝票を使うってことだね。

り:そう。一部現金取引の伝票への記入方法には2通りの方法があるんだ。まずは取引を分割する方法をみていこう。

(1)取引を分割する方法

り:この方法は、取引を現金取引部分とそれ以外の取引部分に分割して、現金取引部分は入金伝票、または出金伝票に、それ以外の取引部分は振替伝票に記入する方法なんだ。

ケ:一部現金取引を現金取引部分とそれ以外の取引部分に分けるんだ。

り:そう。例10−4を見てごらん。商品500円を売上げ、代金のうち200円は現金で受取り、残額は掛けとしたってことだから、仕訳はその下にあるように、借方、現金200円、売掛金300円、そして貸方は売上500円となるよね。

ケ:うん。

り:これが一部現金取引なんだ。仕訳の一部に現金があるよね。取引を分割する方法では、この取引を現金取引部分とそれ以外の取引部分に分割するんだから、矢印の下にあるように、2つの仕訳修正して考えるんだ。まず現金取引部分は売上げのうち200円分だけだから、借方、現金200円、貸方、売上200円となるよね。そして現金取引以外の部分は、借方、売掛金300円、貸方、売上300円となるんだけど、これは大丈夫だよね。

ケ:うん。単純に現金取引部分とそれ以外に分けただけだね。

り:そう。そしてこれをそれぞれ伝票に記入するんだけど、現金取引部分は、借方に現金がきてる、つまり入金取引があったんだから、入金伝票に記入するよね。そして入金伝票の勘定科目は、相手勘定の売上。金額は200円。

ケ:うん。さっきみた記入方法通りだね。

り:そして後半の仕訳には現金が出てこないから、振替伝票に記入するんだったね。そして、振替伝票は仕訳形式で記入するから、そのまま記入すればよかったんだよね。

ケ:うん。仕訳を分解すればそのあとは普通通りなんだね。

り:そうだね。こっちは結構簡単なんだ。ちょっと難しいのはもう一つの方法なんだ。これは次回勉強しようね。じゃあ今回はここまで。次回もがんばろうね。