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4.回収時・返済時

り:今回は貸付金の回収時と借入金の返済時の処理だよ。簡単だから、例5-3でチャチャッと確認しちゃおう。「鹿児島商店は、三重商店から貸付金500円を現金で回収した。」とあるね。三重商店の立場からすると、鹿児島商店に借入金500円を現金で返済したってことだね。まず鹿児島商店、すなわち貸付側の処理だけど、回収したことによって貸付金が減るよね。貸付金が減ったら借方・貸方どっちに記入するかな?

ケ:貸付金は資産だから…、減ったら貸方だね。ねぇりっすん先生、借入側である三重商店の処理もオイラが言っていい?

り:どうぞどうぞ(笑)

ケ:借入金を返済したことによって借入金が減ってるんだよね。で、借入金は負債だから、借方に記入でしょ。

り:うん、正解!どう?第1章の内容が理解出来ていると、仕訳を考えるのも楽でしょ?

ケ:ほんとだね。何事においてもそうだけど、基礎が大事ってことだね。

り:うん、そうだね。さあ、ケロちゃんが良いことを言ったところで、第5章最後の内容を確認するよ(笑) 第2節をみてね。手形貸付・手形借入の処理だよ。

第2節 手形貸付・手形借入

ケ:う、最後の最後で難しいのがきちゃった予感・・・。手形って、第4章で勉強したやつだよね。オイラ、まだ為替手形の処理に不安が・・・。

り:大丈夫大丈夫。為替手形の復習はしっかりやっておいてもらうとして、今回の手形貸付・手形借入の話は全然難しくないからね。というか、処理はもう第1節で勉強済みなんだよ。

ケ:え、そうなの?

り:うん。第1節の貸付金・借入金の話は、実は借用証書というものを使って行われるお金の貸し借

りに関する処理だったんだ。借用証書っていうのは、“お金を貸しています・借りています”っていうことを証明する契約書のようなものだよ。通常、お金の貸し借りはこの借用証書を使って行われるんだ。

ケ:ふ~ん。じゃあ、手形貸付・手形借入は、名前から考えると、その借用証書の代わりに手形を使うってこと?

り:そういうことだね。さっきも話したけど、処理は第1節の内容と同じだよ。

ただ、使う勘定科目だけ違うんだ。貸付側は『手形貸付金』、借入側は『手形借入金』という勘定科目を使うよ。

ケ:もしかして、第1節との違いはそれだけ?

り:それだけ(笑) だけどひとつ注意してね。手形貸付・手形借入の取引でも、第1節と同じように『貸付金』と『借入金』で処理することもあるんだ。どの勘定科目を使うかは問題の指示に従えばいいからね。

ケ:さっきの利息の計算のときもそうだったけど、問題をしっかり確認することが大切なんだね。

り:そうなんだ。せっかくわかっているのに、問題の見落としで間違えちゃったらもったいないからね。

ケ:問題をよく確認するクセをつけておくよ。

り:問題集を解くときに意識するようにしておけば、しっかり身につくよ。

ケ:うん、特訓あるのみだね。

り:それじゃ、これで第5章の内容はおしまいだよ。お疲れ様。復習もがんばってね。

ケ:はーい。ありがとうございました。