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みなさん、PDCAっていう言葉を聞いたことありませんか?

これはどのような流れで仕事を回していけば効率よく業務を行えるようになるかという理論(考え方)のことをいいます。

第二次世界大戦後にアメリカの物理学者ウォルター・シューハートとエドワーズ・デミングにより提唱された理論で、Plan・Do・Check・Actionの頭文字を取ってPDCAサイクルと命名されました。

と、こんな誰の提唱した理論かなんて覚えなくていいです。笑

今軽く触れましたが、まずはPDCAの構成要素について説明しますね。

①Plan(計画を立てる)

②Do(実行する)

③Check(評価する)

④Action(改善する)

PDCAサイクルというのはこの4つの要素を流れに従って繰り返すことで、業務の質・効率を高めていくという理論です。

PDCA

例えば、ある会社が年間の予算計画を立て(①:Plan)、これを元にある一定期間事業活動を行い(②:Do)、ミスやトラブルが無いかどうかを監視するとともに集計した実績値と予算を比較、その差額の原因を分析し(③:Check)、ミスやトラブルがあったり差額が発生したりした場合は原因を改善し(④:Action)、引き続き事業活動を継続していくことがPDCAサイクルです。

どうです?

なんとなくですが、このPlan → Do → Check → Actionのサイクルを繰り返せば業務の質・効率が改善されそうじゃないですか?

実はこのPDCAサイクルの考え方は色々な所で応用できるものなんです。

じゃーこれを簿記の勉強に当てはめてみましょう。

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まず①Plan(計画を立てる)。

日商簿記3級に合格するに、まずは使う教材を決め、次に試験日までの日数を考えどの時点までにどのくらい勉強を進めればいいか計画します。

次に②Do(実行する)。

実際に勉強を進めていきます。

そして③Check(評価する)。

一定期間(1週間〜1ヶ月程度)経過したら、計画通りに進んでいるかCheckします。

例えば、下記のようなことをCheckします。

・進捗は予定通り進んでいるのか?

・勉強方法は間違ってないか?(改善すべき点はないか?)

・実際に問題を解けるようになっているか?(個別問題レベル・総合問題レベル)

などなど。。。

最後に④Action(改善する)。

③Checkで発見した問題点を改善します。

そしてまた①〜④を繰り返す。

今は目標を日商簿記3級合格と考え、作業単位を1週間〜1ヶ月としてPDCAサイクルを考えました。

しかしもっと細かく、日にち単位で考えることもできます。

例えば、前日の夜(もしくは当日朝)にその日の勉強を計画し(Plan)、それに基づき勉強を行い(Do)、夜、計画通り勉強ができたか、また改善すべき点がないか評価し(Check)、それに対する改善策を考えた上で(Action)、明日の勉強計画を立てる。

このように日々の学習に落とし込むこともできます。

さらに勉強だけでなく、日々の自分の仕事などにも有用です。

今回、PDCAの基本的な考え方覚えたみなさんは、是非自分の生活(仕事・勉強など)に組み込みんでみて下さい。

このサイクルを意識することで生活が一変しますよ。