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はじめに

簿記業界全体のシェア率で言えば、「SHARP」と「CASIO」が圧倒的比率を占めています。某大手予備校も「SHARP」製の電卓を公式電卓としているようですので、上記2つのどちらかの電卓がおすすめです。
極論を言うなら簿記の受験だけなら、家電量販店に行き一番デザインが気に入った電卓を買うのでも問題ありません。
ただし、良い電卓を持つことは計算の正確性を向上させると共に、問題を解く時間も大幅に短縮してくれます。
そこで今回は良い電卓の条件とお勧めの電卓を紹介します。

良い電卓の条件

  • ボタンが自分の指より大きいもの
  • 12ケタ対応の電卓
  • 早打ち機能対応のもの
  • サイレントモードがついているもの

ボタンが小さいもの、早打機能に対応していないものは、電卓キー打ちの早くなる上級者になると致命的です。電卓の良し悪しで受験に失敗したということにならないように必ず要件を満たした電卓を選択しましょう。
12ケタ対応の電卓も必須です。簿記2級までは必要ないかもしれませんが、簿記1級以上では、たまに10ケタでは対応できない問題が出題されたりします。
サイレントモードが絶対についている電卓にしてください。上級者になると電卓のキーを叩くスピードが速くなります。その分、キーを叩く音がうるさくなります。本試験ではお互い様なので余程でない限りは注意されることはありませんが、静かなのに越したことはありません。また、予備校等の苦情で多いものに、「電卓の叩く音がうるさい」というものがあります。必ず、サイレントキーである電卓かどうかを確認してください。

電卓の買い替えの際は必ず同じメーカーでボタン配置が同じものを選びましょう。
メーカーが変わると使えない機能がでてしまうのと、同じメーカーでもボタン配置が違うと違和感が物凄いです。
時間が経てば慣れますが、時間の無駄なので現在使用している電卓と同じボタン配置のものを選んでください。

本試験時に電卓を忘れてしまった場合、又は電卓が壊れてしまった場合、試験委員に申告すれば電卓を貸してくれます。
しかし、普段使っている電卓とボタン配置が違う可能性が高いので、同じ電卓を2台持っていると安心できます。

おすすめの電卓

シャープ(SHARP)

簿記や商業計算の勉強をする人のために開発された電卓です。 日商簿記・税理士などの受験用に特別に開発した電卓です。 EL-G37では、液晶表示の文字天地が20.5mmに拡大。 デスクスタンドではなく、表示部の傾斜表示を採用し、 裏面4箇所のゴムで滑り止めが強化されています。 1秒間に20回もの入力が可能な高速早打ち対応です。 受験用だけでなく、会社でのお仕事等でも是非ご利用ください。 ※「EL-G37」は日数計算機能がついた電卓です。 ※サイズ:幅112mm×奥行181mm×厚さ35mm

ちなみに私はシャープ派(笑)

かれこれ10年以上前に公認会計士試験の受験勉強で購入したEL-G35を今でも使っています。

電卓は10年以上使えるものですので、安物ではなくきちんとした電卓を買うことをおすすめします。

カシオ(CASIO)

プロ仕様の決定版「本格実務電卓」 一般企業での経理、財務、簿記や、金融機関をはじめとするプロのニーズを徹底追及。優れた操作性や視認性など、ひとクラス上の使いやすさが業務を強力にサポート。
優れた品質をお約束するゴールド保証。お買い上げ後、5年間製品保証の対象となるため、安心して使える。