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今回は、未収金と売掛金の違い及び未払金と買掛金の違いについて説明するよ。

『未収金』と『未払金』は、名前の通り、未だ収められていないお金と、未だ支払っていないお金のこと。言い方を変えれば、お金を受け取ることができる権利と、お金を支払わないといけない義務だね。

これってよく出てくる『売掛金』・『買掛金』と同じイメージだよね。

おそらく勉強してて何が違うのと疑問に思った人もいるはず。

実はこれらは権利・義務の元となった取引が違うだけだから、お金を受取る権利という点では『未収金』と『売掛金』は同じだし、お金を支払う義務という点では『未払金』と『買掛金』は同じなんだ。

では元となった取引が違うとはどういうことか?

簡単に整理すると、商品売買取引から発生した権利・義務は『売掛金』・『買掛金』で処理、商品売買取引以外の取引から発生した権利・義務は『未収金』・『未払金』で処理するんだ。

商品売買取引以外の取引としては、有価証券や土地、建物なんかの売買取引があるね。

だからこれらの勘定は、それぞれ同じようなイメージでおさえておいてOK。

元となる取引が商品売買取引かどうかで使う勘定が違うっていう点だけ覚えておいてね。