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今回は誰でもやってしまいがちな本当に勿体ない間違えを防止する方法についてお話したいと思います。

簿記検定の本試験で折角正しい仕訳をして金額を集計しても、ちょっとした不注意で間違えてしまうことは誰でもあります。

 

講師として見ていてよくある間違いというものがありますので紹介しますので、本試験で意識することでミスを防ぎましょう。

その1:普段仕訳で略語を使っている人は注意

総合問題を解くスピードを少しでも速めるために略語を使うことは、簿記では常套手段となっています。

例えば、減価償却費を「Dep」と書いたり、売掛金を「売×金」と書いたりすることです。

また、意外と1,000を「1,-」と書く人も多いのではないでしょうか。

 

普段問題を解く上で略語を使っている場合、「仕訳を答えよ」という問題が出題された時に注意が必要です。

いつもの癖で、無意識に解答欄に「Dep」や「売×金」、「1,-」と書いてしまうことがあります。

時間がなくて焦っているときは特にミスをしがちで、そのまま気付かずに答案用紙を提出してしまったり・・・。

 

流石に「Dep」などの横文字は気付くと思いますが、何気ない「売×金」や「1,-」などは意外に気付かない場合があります。

仕訳を書いた後に、もう一度形式があっているかチェックを必ずしましょうね。

その2:下書き用紙の0と6、3と8などには気を配ろう!!

次は簿記の総合問題を解くときの注意事項です。

総合問題を解くときに、仕訳を集計しやすいように下書き用紙に書くと思います。

そこで、自分が書いた字を読み間違える例をよくみます。

 

実はこれ、受験時代の私にも当てはまっていて、0と6をよく集計ミスしていました。笑

人それぞれ混同しやすい数字があると思います。

下書きだと特に適当に書きがちなので、ご自身がよく間違う数字はよく注意して書くようにしてください。

おまけ

簿記を初めて習う方にとって、「減価償却費」という言葉はなかなか難しいようです。

「原価償却費」ではないのでご注意ください。

現場実務だとパソコンを使用するのですが、変換間違いがよく起こる事例です。

大した間違いではないのですが、簿記に携わるものとして専門用語には敏感でありたいところですね。

 

ちなみに、上記の話はつい先日うちの事務所でおきた話でした。笑

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