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3.商品返品時

り:今回は、まず商品返品時の処理からみていくよ。商品を売り上げた後に、何らかの理由で商品が得意先から戻ってくることがあるんだけど、このことを「売上戻り」というんだ。いわゆる返品のことだね。売上戻りがあった場合には、商品販売時に認識した仕訳を取り消す処理を行うんだ。

ケ:え〜っと、仕訳を取り消すには、逆仕訳をすれば良いんだったよね。

り:そうだね。例3-8をみてごらん。「以前、掛売上した商品に一部品違いがあったため、50円分が得意先より戻された。」っていう問題だね。50円分返品されたんだから、商品販売時の仕訳のうち50円分を取り消せばいいんだよね。だから、借方「売上50円」、貸方「売掛金50円」ってなるんだよ。

ケ:なるほどね〜。っていうか、この処理って仕入れた商品を返品する場合と同じだよね。

り:おっ、いいところに気が付いたね。実はそうなんだ。仕入の場合も売上の場合も、返品があった場合には仕入時・売上時の仕訳を取り消す処理を行うんだ。

ケ:ってことは、値引きの場合も同じ処理なのかな?

り:良い勘してるね♪次は代金値引時の処理をみてみよう。

4.代金値引時

り:売り上げた商品に傷や汚れがあった場合などには、代金を一部まけてあげることがあるんだけど、このことを「売上値引」というんだ。この場合の処理は、ケロちゃんが考えている通り、売上時に認識した仕訳を取り消すっていう、返品と同様の処理なんだ。例3-9はあとで自分で確認しておいてね。

ケ:はーい。

り:じゃー最後は売掛金回収時の処理だよ。

5.売掛金回収時

り:商品を掛売上した場合、その後代金を回収することになるよね。このことを「売掛金の回収」というんだ。売掛金を回収したら、代金を受け取る権利が消滅するから、売掛金を取り崩す処理を行うんだ。つまり、貸方・売掛金っていう処理だね。

ケ:資産である売掛金が減少するんだから貸方なんだよね。

り:そうだね。例3−10をみてごらん。「売掛金100円を得意先振出の小切手により回収した。」っていう問題だね。まず、得意先振出しの小切手を受け取ったんだから、借方はどの勘定科目を使うんだっけ?

ケ:え〜っと、得意先が振り出した小切手を銀行に持って行けば現金を受け取れるから、『現金』勘定で処理じゃなかったっけ?

り:正解!だから、借方「現金100円」だね。そして、貸方「売掛金100円」だね。どう、難しくないでしょ?

ケ:うん。大丈夫。

り:よし!第3章で勉強した商品売買は、絶対に試験に出る所だからしっかり復習しておくんだよ。

ケ:は〜い。

り:じゃあ、今回のレッスンはこれでおしまい!おつかれさま。