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今回は、減価償却の計算方法について説明するよ。

減価償却の計算方法はいくつか種類があるんだけど、簿記3級で出題されるのは定額法だけだよ。
定額法は、その名前の通り減価償却費が毎期定額になるよう計算する方法なんだ。

具体的には下記のような算式になるよ。

(取得原価 – 残存価額)÷ 耐用年数 = 減価償却費

※取得原価は、固定資産の取得にかかった金額のこと(購入代価+付随費用)
※残存価額は、耐用年数経過後の固定資産の処分価値(残存する価値)のこと
※耐用年数は、固定資産を利用することができる年数のこと

取得原価から残存価額を引いた金額を要償却額というんだけど、これを耐用年数で割ることで、各期同額の減価償却費が配分されるんだ。

ここで1つ計算を簡単にできるコツがあるから紹介するね。
残存価額は通常10%で出題されることがほとんどなんだ。これを前提とすると、下記のように計算することができるんだ。

取得原価 × 0.9 ÷ 耐用年数 = 減価償却費

いちいち残存価額を計算して取得原価から控除するより楽だよね。
ぜひ問題で練習してみてね。