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今回は「割引販売」と「おまけ付き販売」のどちらがオトクなのか考えてみましょう。

あなたが雑貨屋さんにお皿を買いに行ったときのこと、あるお店を覗くと、通常1皿2,000円のお皿が「5皿セットで15%引き」で売っていました。

おっ♪っとおもいましたが、別のお店もみてみることに。

そうすると、別のお店では今度は同じお皿が「5皿買うともう1皿付いてくる」というポップアップがついていました。

さて、「15%引き」と「1皿おまけ」、どちらがオトクなのでしょう?

(お皿は5枚しかいらないとか、6枚欲しいといった意見は今回はおいといて、純粋にどちらがオトクなのか考えていきますね。)

どちらがオトクなのか考えるには、なんだか面倒な方程式でも使わないと比べられないような気もしますが、実際には、とても簡単な算数の問題なんです。

割引とおまけ付きを比べるには、それぞれの場合の1皿あたりの単価を計算して比べればいいんです。

単価なら、

価格 ÷ 数量 = 単価

という簡単な算式で求めることができます。

まず、「5皿セットで15%引き」の場合について考えてみると、通常2,000円のお皿が5皿なので10,000円、その15%引きなので価格は8,500円となります。そして、8,500円で5皿買えるわけなので、1皿あたりの単価は1,700円(=8,500÷5皿)となります。

一方、「5皿買うともう1皿付いてくる」の場合は、値引きしないので価格は10,000円のままですね。でも1皿おまけで付いてくるので、購入したお皿は合計6枚となります。そのため1皿あたりの単価は約1,667円となります。

両者を比べてみると、おまけ付きの方が、1皿あたり33円安かったわけですね。

どうです?

このようにきちんと1皿あたりの価格を比較すれば、簡単にどちらがオトクか判断できますね。

ここでもう1つ。

実は、この「おまけ付き販売」をする販売側の思惑には、もうひとつカラクリが隠されているんです。

お客からみると、通常価格の10,000円で12,000円分の商品が買えたことになるので、つい、

「10,000円で2,000円の得だから、20%引き!?」

と考えてしまうんです。

でも実際には、1皿あたり1,667円なので、約16.65%(=1,667円÷2,000円)引きなんです。

このカラクリは、仕入価格と売上額で見るとさらに明らかになります。

5皿を通常価格で販売して、1皿をおまけする。

ということは、仮に1皿の仕入価格が1,500円とすると、5枚は通常通り販売して、1,500円で仕入れたお皿を1皿おまけで付けてあげる、ということになりますよね。

つまりお店として割引した額は1,500円となるんです。

お客さん目線から考えると、販売価格の2,000円を得したように感じますが実際にはそうではないんですね。

是非学んだ知識を実生活で活用してみて下さいね。