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みなさん、黒字倒産という言葉を耳にしたことはありますか?

黒字倒産とは利益を計上している会社が倒産してしまうことをいうんです。

えっ、利益を計上してたらなんで倒産するの?赤字を計上している会社の間違いじゃない?

って普通の人はそう思いますよね。

それが普通の人の感覚です。

実は簿記を勉強した人でも、この原因って何かよくわかってない人が多いんです。笑

今回みなさんにはこの理屈を説明します。

これを理解していると、おっ!!っと感心されること間違いなし。

まずはなぜこのような現象が起きてしまうのかみていきましょう。

一言で言えばその原因は、簿記で計算される利益は現金そのものを示しているわけではないからです。

難しい言葉で言えば、損益計算(簿記)と収支計算は異なるからです。

まあこんな難しい言葉はおいといて、、、

簡単な事例を使いながら説明しますね。

まず、前提として現在、会社資産が現金100万円のみの会社をイメージしましょう。

この会社は商品の売れ行きが好調だったので、12月に掛け(翌月払い)で商品を130万円分仕入れ、それを12月中に150万で販売したとしましょう。

当期の取引がこれのみであれば会社の利益は?・・・、20万円ですよね。

130万円で商品を仕入れて、150万円で販売しているんだから当然利益は20万円ですね。

では次に、現金(資金)の流れを考えていきましょう。

仮にこの売上が現金売上であれば、販売した時点(12月)で会社の現金は250万円になるので、1月の買掛金120万円の支払も余裕ですよね。

これに対して掛売上の場合で、売掛金を2月に回収するような場合はどうなるでしょう?

まず12月に商品を仕入れて即販売していますが、どちらも掛取引なので現金の動きはありませんよね。なので12月に会社に存在する現金は100万円です。

次の1月で発生するのは買掛金120万円の支払い。

あれ?でもこの時点では会社には現金100万円しかないので、全額支払うことができませんよね。

はい。アウトです。倒産です。

(もうひと月待ってくれれば払えるんですよ!!なんて言ってもダメです。)

会社には利益が生じているのに、倒産しちゃいましたよね。

これが黒字倒産です。

この例はかなり単純化したものですが、黒字倒産のカラクリがなんとなく理解できたでしょうか?

今回のポイントは「会社の損益計算」=「現金(資金)の流れ」ではないということ。

少し難しいかもしれないけど、ここを理解できると他の受験生と差がつきますよ。

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