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今回は、簿記上の現金の範囲について説明するよ。
みんなは現金って聞くと何を思い浮かべるかな。
おそらく百円玉や千円札といった硬貨や紙幣を思い浮かべるよね。
もちろん間違いじゃないんだけど、実は簿記上で現金として取り扱うもの、つまり『現金』勘定で処理するものって硬貨・紙幣だけじゃないんだ。
具体的には下記の項目を現金として取り扱うよ。
簿記上の現金
- 紙幣・硬貨
- 他人振出の小切手
- 送金小切手
- 郵便為替証書
- 配当金領収書
- 期限到来後の公社債利札
この6つの項目が問題で出てきたら『現金』勘定で処理しないといけないんだ。
紙幣・硬貨を『現金』として処理するのはいいと思うんだけど、それ以外はなぜ『現金』として処理するのか不思議だよね。
実は、小切手や証書等は銀行等の金融機関に持ち込めば現金に交換してもらえるんだ。だから簿記上は、これらを受取った段階で『現金』として処理することになってるんだ。
この中で特によく出てくるのが他人振出の小切手!!
初めのうちは『小切手』という名前で処理してしまう人がいるんだけど、『小切手』という勘定科目はないから、誤って使わないよう注意してね。
これらの項目を常に覚えておく必要はないけど、問題文でこれらの項目を見つけたら『現金』で処理だって反応できるようにしておいて!
それだけで点数を獲得できるから!