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り:前回までは第1章で簿記の基礎について勉強したけど、復習はバッチリかな?

ケ:バッチリ!・・・と言いたいところなんだけど、正直まだわからないところだらけだよ。

り:はじめはそんなものだから、気にしない気にしない♪大事なのは、つまずいたときに立ち止まらないこと。コツコツと勉強を続けていれば、必ず分かるようになるからね。

ケ:「継続は力なり」だね。

り:そのとおり!じゃ、今回は第2章、現金・当座預金についてみていくよ。

ケ:よろしくお願いしまーす。

第1節 現金

1.現金の範囲

り:まずは第1節で現金について勉強していくよ。ケロちゃん、現金って言われて何が思い浮かぶ?

ケ:現金?お金ってことだよね?え〜と、千円札とか100円玉かなぁ。

り:うん。普通はそういった紙幣や硬貨のことを現金っていうよね。ただ、簿記上の現金の範囲は、これよりもう少し広いんだ。

ケ:現金の範囲が広いってことは、紙幣や硬貨以外のものも現金って言われるってこと?

り:そうだね。テキストの『簿記上の現金』っていうところを見てごらん。ここをみると、①紙幣・硬貨、②他人振出の小切手、③送金小切手、④郵便為替証書、⑤配当金領収証、⑥期限到来後の公社債利札と書いてあるよね。①の紙幣・硬貨以外にも5つの項目があって、簿記上はこれらも現金として取り扱うんだ。つまり、仕訳をするときに『現金』っていう勘定科目を使うってことだね。

ケ:え〜、なんで紙幣や硬貨以外のものも現金になるの?

り:実は、これらは一般的にいう現金ではないけど、銀行に持っていくと現金を受け取ることができるんだ。だから、簿記上はこれらを受け取った段階で『現金』として取り扱うんだよ。

ケ:へ〜。でもこんなに覚えられないよ・・・。

り:大丈夫。ここに挙がっているものを初めからすべて完璧に覚える必要はないよ。本来はそれぞれがどんなものかをおさえてイメージするのが一番なんだけど、試験ではこれらが出てきたら『現金』として取り扱うんだってことが判断できれば十分なんだ。だから、これらを問題で見たら、「あっ、『現金』で処理するんだったな!」って気付けるようになっていればいいんだよ。

ケ:そうなんだ~。でも気付けるかな?

り:それはガイダンスの時に話したように、問題をたくさん解いていけば気付けるようになるから心配しないで。特訓あるのみだよ。

ケ:そっか。がんばるよ!

り:この中で、どういうものかを理解しておいて欲しいものもあるんだけど、それは個別に出てきたときに説明するね。とりあえずは、さっき言ったようにこれらの名前を覚えて、現金だって気付ければOKだから。

ケ:は〜い!

り:それじゃ、今回はここまで。次回は、具体的な処理についてみていくよ。

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