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2.仕訳のルール

り:今回はもっと詳しく仕訳のルールを確認しよう。実は、仕訳をするときは1つの取引を複数の事実に分けて、借方と貸方にそれぞれ記入するんだ。前回使った具体例、『現金100万円で倉庫を買ってきた』という取引で考えてみよう。まず、100万円の倉庫を買ったんだから、会社に倉庫が増えるよね。

ケ:うん、そうだね。

り:これは、借方に建物100万円として記入するんだ。

ケ:確かに左側、あっ借方に書いてあるね。

り:次に、この取引を別の視点から考えていくけど、代金100万円は現金で支払っているから、当然会社から現金が減っちゃうよね。これは、貸方に現金100万円として記入するんだ。

ケ:確かにその通りになってるけど、なんで建物は借方で、現金は貸方に記入するの?

り:そのルールが今日の勉強で一番大切な所なんだ。貸借対照表と損益計算書にはどんな項目があったか覚えてるかな?

ケ:えーっと・・・、貸借対照表は『資産』・『負債』・『純資産』、損益計算書は『収益』・『費用』だったよね。

り:よく覚えてたね!あと、それぞれの項目が左側と右側、つまり借方と貸方のどっちにあったかも覚えてる?

ケ:う~・・・ごめんなさい!覚えてないから見直していいかな。

り:もちろん。

(ケロちゃん、必死にテキストを読み返し中・・・)

ケ:え〜っと・・・、貸借対照表の借方には資産があって、貸方には負債と純資産。損益計算書の借方には費用、貸方には収益があるね。

り:そう。仕訳を考えるときには、この資産・負債・純資産・収益・費用が借方・貸方のどちらの項目なのかを覚えておく必要があるんだ。仕訳をするときに借方に記入するか貸方に記入するかは、それが借方・貸方のどっちの項目に属しているものなのかという点と、それが増加したのか・減少したのかという点で決まるんだ。例えば、借方の項目が増加したら借方に記入、減少したら貸方に記入するんだ。とすると、貸方の項目の場合はどうなると思う?

ケ:え〜っと・・・、借方の項目が増加したら借方に記入するんだから、貸方の項目が増加したら貸方に記入、減少したら借方に記入するのかな?

り:その通り!例えば、資産は貸借対照表の借方の項目だったよね。ってことは、資産が増加したら借方、減少したら貸方に記入することになるんだ。さっきの具体例を使ってこのルールを考えいこう。具体例では建物と現金がでてきていたよね。

ケ:うん。建物が借方、現金が貸方に記入されていたよ。

り:そうだったね。実は、この建物と現金はどちらも資産に該当する項目なんだ。そうすると、借方・貸方どっちに記入することになるかな?

ケ:建物を買った、つまり資産が増加してるから借方に記入。逆に代金として支払った現金は減少してるから貸方に記入か。ほんとだ!ルール通りになってるね。

り:うん。このルールさえしっかり覚えていれば、仕訳なんて簡単だよ。あとは勘定科目を覚えて、それが資産・負債・純資産・収益・費用のどの項目に該当するのかを判断できれば、仕訳を間違うことはないんだよ。

ケ:ん〜、とはいっても大変そうだよ・・・。

り:まあ最初はね。はじめのうちは勉強するときに貸借対照表と損益計算書の形を書いて、見える所においといて、それを確認しながら仕訳を考えていくといいよ。勘定科目は問題を解いていけばちゃんと覚えられるから。

ケ:うん。がんばってみるね!

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