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第3節 損益計算書の構造
り:じゃー次、第3節で損益計算書についてみていこう。
ケ:損益計算書は『財政状態を示す表』だったよね!
り:うん、違うよね。(笑)財政状態を示すのは貸借対照表。損益計算書は『お店の経営成績を示す表』だって言ったでしょ。
ケ:ああ〜そうだったね(笑)
り:こんな風に間違えてしまったときにはテキストに書き込んでおいて、復習のときに間違えたことを思い出せるようにしておくと、効果的な勉強ができるからやってみてね。
ケ:はいっ!さっそく書き込んでおきます!
り:さて話を戻すけど、損益計算書は一定期間の経営成績、つまり、一定期間のもうけを示す表のことなんだ。この一定期間のことを会計期間といって、決算日の翌日から次の決算日までが一会計期間になるんだよ。普通は1年間だね。
ケ:へ〜。貸借対照表は決算日時点の財政状態を示していたけど、損益計算書は会計期間を対象としているっていうところが違うね。
り:そう!イイ所に気が付いたね。貸借対照表は決算日時点を、損益計算書は会計期間をそれぞれ対象としているという点がイメージできると、貸借対照表と損益計算書の理解につながるから覚えておいてね。
ケ:貸借対照表が決算日時点で、損益計算書が会計期間だね。
収益・費用
り:次に損益計算書の中身だけど、損益計算書は収益と費用っていう2つの項目からできているんだ。そして、両者の差額として利益や損失が計算されるんだよ。収益はお店の売上、費用は人件費なんかをイメージしてね。
ケ:こっちはイメージしやすいね。でもなんで差額が利益の場合と損失の場合とで2通りあるの?
り:これは簡単な話だよ。例えば、すごく収益が大きくて費用が少なかったら、その会社は利益が出てるはずだよね?
ケ:うん。
り:じゃ〜逆に、費用が大きくて収益が少なかったら?
ケ:そっか!当然その場合は利益じゃなくて損失になるよね。
り:その通り!まずは貸借対照表と損益計算書の名前と、それぞれの項目をしっかり覚えよう。貸借対照表なら『資産』・『負債』・『純資産』。損益計算書なら『収益』・『費用』だね。そして、それぞれの項目が左側にあるのか、右側にあるのかもしっかり区別しておいてね。
ケ:えっ・・・、左側?右側?
り:テキストの図を見てごらんよ。貸借対照表の左側には資産、右側には負債と純資産、損益計算書の左側には費用、右側には収益があるよね。
ケ:うん。バッチリあるね〜。
り:これはこの先の勉強の基礎になるところだから、しっかり覚えておいてね。
ケ:わかった!
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