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3.減価償却計上時

り:減価償却について確認していこう。計算の要素が出てくるけど頑張ってね(笑)

ケ:う、計算…。でも大丈夫だよ。3級では難しい計算はないって、りっすん先生言ってたもん。

り:な~んだ、おぼえてたんだね。減価償却も簡単だから安心してね。

ケ:でも、「減価償却」って言葉が難しいや。初めて聞いたよ。

り:普段は使わない言葉だよね。説明するよ。建物や備品など、土地以外の固定資産は使ったり時間が経つにつれて劣化していくよね。劣化すると当然固定資産の価値が低下するわけだけど、この価値の低下のことを「減価」というんだよ。

ケ:劣化って、つまりボロくなるってことだよね。たしかに新品で買った車も、何年も使えばボロくなるし、当然価値も下がるね。それを減価っていうわけか。

り:そういうこと。価値が減っているんだから、その分固定資産の帳簿価額も減らさないといけないよね。だから減価償却っていう手続きによって、固定資産の価値の減少分だけ帳簿価額を減額して、それと同時に『減価償却費』という勘定科目を使って費用にも計上するんだ。

ケ:うーん、固定資産の価値が減った分だけ帳簿価額を減らすってのは納得なんだけど、どうして費用にも計上するの?

り:その理由は次回、具体例を挙げて説明するから、ちょっと待ってね。先に減価償却の計算方法を確認しちゃおう。計算方法はいくつかあるんだけど、3級では「定額法」だけ学習するよ。定額法は、固定資産の価値の減少が毎期一定だと考えて減価償却費を計算する方法なんだ。具体的には、取得原価から残存価額を差し引いた残りの金額を、耐用年数で割って計算するよ。ちなみに、期中に固定資産を取得した場合はさらに月割計算が必要になるけど、これは問題集で確認してね。今から勉強する減価償却費の基本的な計算が理解出来れば難しくないからね。

ケ:月割計算は5章の貸付金・借入金の利息の計算でも出てきたよね。あれなら大丈夫そう。それより、今の話の中で聞いたことない言葉がいくつか出てきたよ。

り:うん、1つずつ説明しようね。まずは「残存価額」。これは、固定資産の寿命がくるまで使い終わった後に残る価値のことだよ。40年使える建物だとしたら、40年使った後の価値のことだね。次に「耐用年数」。これは、固定資産の寿命がくるまでに使える年数のことだよ。

ケ:固定資産にも寿命があるんだね。

り:実際には耐用年数が過ぎても使える場合が多いけど、年数を決めておかないと減価償却費の計算ができないから、どのくらいの期間使えるかを見積もって耐用年数を決めておくんだよ。問題では耐用年数が具体的な数字で与えられるから、それを使って計算すればいいよ。

ケ:固定資産を寿命まで使い終わった後に残る価値が残存価額、固定資産の寿命が耐用年数だね。

り:うん、言葉の意味は掴めたみたいだね。それじゃ、具体的な例を挙げて減価償却費の計算を確認しよう。ぐっと理解が進むと思うよ。次のページを見てね。取得原価5000円、残存価額10%、耐用年数5年の備品を期首に購入したという例だよ。つまり、5年間使える備品を5000円で買ってきたんだね。そして5年間使った後に残る価値は、取得原価の10%だから5000円×10%で500円。さて、各年度の減価償却費はいくらになるかな?計算方法をもう一度言うね。取得原価から残存価額を差し引いた残りの金額を、耐用年数で割って計算するんだよ。」

ケ:取得原価から残存価額を差し引くと、5000円-500円で4500円。この4500円を耐用年数の5年で割るから、4500円÷5年で900円だね。

り:正解!ね、計算は難しくないでしょ?ちなみに、今回は残存価額が取得原価の10%だったけど、残存価額が0円という問題も出ることがあるから問題文をしっかり確認してね。

ケ:はーい。残存価額が0円だったら、取得原価を耐用年数で割るだけで減価償却費の計算が出来ちゃうからもっと簡単だね。

り:そうだね。あと、残存価額が10%の場合のちょっとした計算テクニックを問題集で紹介しているから、あとでやってみてね。

ケ:うん、わかったよ。

り:よし、減価償却費の計算の話はこれでおしまいだよ。あとは計算結果をもとに仕訳を行えばOK。減価償却費は費用だから、借方に記入だね。それじゃ、今回はここまで。次回もがんばろうね。

て確認するよ。

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