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6.売買目的有価証券売却時

り:売買目的有価証券を売ったときの処理だよ。前回も話したとおり、売買目的有価証券の価値は変動しているから、買ったときの価値と売ったときの価値には差が生じるよね。この金額の差を、『有価証券売却損』または『有価証券売却益』として処理するよ。

ケ:損したら『有価証券売却損』、 得したら『有価証券売却益』だね。売却損が費用、売却益が収益だってこともイメージでわかっちゃったよ。

り:ケロちゃん、なんだか頼もしいなぁ~。確認のために例6-6を見よう。売買目的で所有するF社社債を売却して、代金は現金で受け取ったという例だね。F社社債の取得原価と売却価額、それぞれいくらなのかがここでのポイントだよ。

ケ:額面金額1000円、額面100円あたり95円で取得って書いてあるけど、ここから取得原価を計算するのかな?

り:その通り。F社社債のような公社債は、1口2口って数えるんだ。そして、 「額面100円あたり○○円で購入した」という表現で取得原価が示されるから、がんばって慣れようね。今回の例のF社社債だけど、額面金額を100円で割ってあげれば何口あるか計算できるよ。つまり、額面金額1000円÷100円で10口だね。そして、1口当たり95円で取得しているから、10口×95円で950円。これが取得原価だよ。

ケ:株式の場合と比べるとちょっと複雑・・・?

り:うーん、慣れるまでは悩んじゃうかも。問題集を使ってトレーニングしてね。さてケロちゃん、このF社社債をいくらで売ったかわかる?

ケ:額面100円につき94円で売却とあるね。10口を1口当たり94円で売ったんだから、10口×94円で940円!

り:そうだね。取得原価と売却価額がわかればゴールは目の前。せっかくだからケロちゃんにゴールテープをきらせてあげるよ(笑)

ケ:うおっと、最後の最後でりっすん先生のむちゃぶりきました!でも大丈夫。説明を聴きながら一生懸命考えてたんだ。まず、F社社債は売って手許からなくなっちゃうんだから、貸方に『売買目的有価証券』と記入だね。だって資産は減ったら貸方だもん。で、金額はさっき計算した取得原価の950円。そして、代金を現金で受け取っているから、借方に『現金』だね。現金は資産で、資産は増えたら借方。で、金額は940円っと。結局、取得原価950円のF社社債を940円で売ってるんだから、10円損してるってことになるよね。だから、『有価証券売却損』を借方に記入。費用は増えたら借方だもんね。で、金額は取得原価950円と売却価額940円の差額で10円だね。

り:うん、ベリーグッド!ケロちゃんがしっかり復習しているってことがよく伝わってくるよ。よし、がんばってるケロちゃんに1つ追加で覚えてもらおうかな。今、貸方に記入した売買目的有価証券の取得原価950円と、借方に記入した現金940円の差額で売却損10円を計算したよね。このような貸方と借方の金額の差額のことを、「貸借差額」というんだよ。この言葉はよく使うから知っておいてね。

ケ:はーい。貸方と借方の金額の差額で「貸借差額」だね。メモメモ・・・。

り:お、ケロちゃんテキストにしっかりメモをとっているね。感心感心。それじゃ、6章の勉強はこれで終わりだよ。お疲れ様!

ケ:次回もハリキッテがんばるぞ~!

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