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簿記の地代家賃・寄付金・新聞図書費の説明

地代家賃

地代家賃とは事業で使用する土地、建物を借りている場合に貸主に対する家賃の支払いを処理する勘定科目です。

①家賃を支払った時に費用計上することも②契約の条項に従って処理すること(通常翌月の家賃を当月末に支払う場合が多いので、前払費用処理すること)も認められています。

上記の①、②のどちらかの方法を最初に選択したら継続していくことが必要になります。

以下、仕訳としては①と②の場合を示します。

①家賃を支払った時に費用計上する場合

・例1

事務所の翌月分の家賃100,000円を現金で支払った。

(借)地代家賃 100,000円/(貸)現金及び預金100,000円

②契約の条項に従って処理する

・例2

事務所の翌月分の家賃100,000円を現金で支払った。なお、前月分の前払費用の取崩も行った。

(借)前払費用 100,000円/(貸)現金及び預金100,000円

(借)地代家賃 100,000円/(貸)前払費用100,000円

上記の例では、分かり易いように前払費用の取崩の仕訳も入れておきましたが、前払費用の取崩は期首や期末などどこで行っても会計期間内なら影響はありません。

実務では、普段①のように処理しておき、期末だけ前払費用を計上する処理を行っているところも多いです。

寄付金

寄付金とは金銭、物品その他経済的利益の贈与又は無償の供与をいいます。

個人事業者の方で業務上必要であれば全額費用として認められますが、法人では一定の枠の範囲でしか費用として認められません。

ただし、法人の場合でも税金を計算する別表という表で調整されますので、会社の仕訳の段階では寄付金全額を費用として処理して大丈夫です。

仕訳としては次のものを覚えておけば大丈夫です。

寄付をした時

・例1

日本赤十字社に現金100,000円を寄付した。

(借)寄付金 100,000円/(貸)現金及び預金100,000円

新聞図書費

事業に必要な書籍や新聞を買った場合新聞図書費として処理します。

仕訳としては次のものを覚えておけば大丈夫です。

書籍等を購入した時

・例1

業務に関連のある専門書と新聞を買い、10,000円を支払った。

(借)新聞図書費 10,000円/(貸)現金及び預金10,000円

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