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今回は苦手な人が多い『貸倒引当金』について説明するよ。

「貸倒引当金は将来の貸倒れに備えて計上するもの」

と説明を受けた人が多いと思うんだけど、これだけじゃ初めのうちは理解できないよね。

僕も初めて勉強したときは意味がわからなかったんだ。

なんで貸倒引当金を計上することが、将来の貸倒れに備えることになるのって。

貸倒引当金を計上する理屈はいくつかの視点から説明することができるんだけど、今回はその中ならみんながイメージしやすい理屈(論拠)を紹介するね。

まずこの話の前提には、「期間損益の適正化」という考え方があるんだ。

これは簡単にいうと、会計期間ごとの損益(利益)をきちんと計算しなさいっていう考え方なんだ。

当たり前のことだよね(笑)

じゃーどうすればきちんと計算できるかというと、「当期の収益」に「当期の費用」を適切に対応させることでそれが可能となるんだ。

適正な利益を計算するためには、当期の収益と費用を適切に対応づけることが必要。

ここまでは大丈夫かな?

ここから貸倒引当金にからめて説明していくよ。

貸倒引当金を設定する代表例は売掛金・受取手形といった売上債権だったよね。

売上債権っていうのは、当期に商品を売上げたことによって発生した債権(お金を受取る権利)だよね。

ただ、この売上債権から一定の確率で貸倒れが生じるんだ。

貸倒れっていうのは、実際にお金が回収できないってことだから、損失が発生しちゃうってことだね。

この損失は実際に貸倒れが生じた時点(将来時点)で発生するんだけど、その原因は何かっていうと、当期に商品を売上げたからだよね。

この2つを関連づけると、当期に売上っていう収益を得るためには、将来に貸倒損失っていう費用を負担しないといけないってことなんだ。

だからこの費用は、当期の収益に適切に対応づけてあげないと、当期の利益がきちんと計算できないよね。

つまり貸倒引当金として計上すべき金額は、「当期の費用」として考えるべきなんだ。

こういった理由から期末時点に、将来の貸倒れ予想額を見積もって貸倒引当金(貸倒引当金繰入)として計上するんだ。

簿記3級の試験でこの理屈が問われることはなから普通しっかりした説明をしないんだけど、こういった話を知っておくと処理が理解しやすいよね。

納得(理解)しながら勉強を進めていくと、暗記も少なくてすむし効果的・効率的な勉強ができるようになるからね。

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